裁判所からのお手紙

今日、郵便受けを覗いたら、なんと東京簡易裁判所から封筒が届いていました。
かなりあせりまくり、過去に犯した悪行を思い出し、ガタガタしながら封を開けました。

そしたら、「住民基本台帳法違反過料事件」ということで、引っ越ししてから2週間以内に転居届を出さなかったから罰金だそうです。
世田谷区に住んでいるのに2年以上江戸川区に住民票を置きっぱなしだったことを怒られているようです。
罰金の5000円は払いますが、住所不定だった間に納めてた住民税は返却してもらいたいものです。ぷんぷん。

今の部屋に引っ越したときは、即座に転居届を出したおかげで、今回の件は問題ありません。
おかげで住基ネットの番号も届きました。
上2桁が生まれた年と関係ありそうな番号だったのですが、みなさまもそうなのでしょうか。それともワタシの番号がたまたまなのでしょうか。

それにしても、裁判所からの封筒を開けるとき、過去の記憶が蘇ってきました。
大学3年の夏、家の電話に一本の留守電が入っていました。
「警視庁愛宕署捜査一課のものですが、この留守電聞いたら電話ください。」
という内容の。
もうビックリ。捜査一課って言ったら殺人事件を扱う部署ですよ。そんな殺人課の刑事さんがワタクシになんの用ですか。ワタシは著作権の侵害とかは結構やっていますが人を殺した事なんて無いですよ、どうか許してください、などとガタガタ震えながら電話しました。
刑事さんと話してみると、どうやらワタシに容疑がかかっているわけではなく、新橋で起きた中華料理店の店員さんの殺人事件の犯人がどうしても見つからないから、新橋で働いていた人を過去2年くらいさかのぼって全員に話を聞いている、とのことでした。
ホッと一安心。
その電話の1年くらい前に、1ヶ月間だけ新橋の居酒屋でバイトをしていたのですが、そんな関係薄そうな人にまで電話がかかってくるなんて、警察って大変ですな。
会って話さなきゃダメとのことなので、後日大学の近くの交番で待ち合わせ、アリバイだけでなく身長や靴のサイズまで聞かれました。
もちろん、カツ丼なんか出して貰えるわけもなく、もらったのは缶コーヒーひとつだけでした。

という事を思い出し、なつかしいなぁなんて思いましたが、もうこういった類のガタガタはごめんこうむりたいです。