チーズフォンデュ3

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このひとりごとで、チーズフォンデュに対する悲しい思い出を書きつづっていたところ、それを哀れに思ってくれた方が出現。
ワタシをチーズフォンデュが食べられるお店に連れて行ってくれることになりました。
本当は、素直に連れて行ってくれようとしたわけではなく、ワタシ抜きで行ってワタシに自慢しようとしていたところに無理矢理付いて行っただけなのですか。

それにしても、素直に連れて行ってくれればいいのに、何故ワタシ抜きで行こうとするのでしょう。
嫌がらせですか?いや、明らかに嫌がらせなのですが、それにしても何故そこまで。
無理矢理付いて行ったところで、彼らは本当にチーズフォンデュを食べさせてくれるのだろうか。
当日になってもそんな疑念を抱きつつ、いまいち釈然としないまま集合しました。

場所は千駄木。
千駄木ですよ、千駄木。Googleで検索しても何もめぼしいものが出てこない街、千駄木。
そんな街でチーズフォンデュが食べられるとは思いません。
疑惑はますます深まります。

さらにメンツは予定では男3人。
男3人でおしゃれイメージの高いチーズフォンデュをつつくのですか?
適当な小汚い居酒屋に無理矢理連れ込まれてアルコールをがぶがぶと飲まされ潰されうやむやにされるのではないか、疑惑は頂点に達します。

ところが当日になって千駄木駅前で集合してみると、男4人女3人になっていました。
しかも駅からほど近い場所にチーズフォンデュを食べさせてくれるお店も本当にあり、予約までしていてくれていました。
今までの疑念も氷解し、素直に楽しめそうです。

早速チーズフォンデュを注文します。
7人もいるので、鍋は2つ出てきした。
ワタシがつつく方の鍋には、昼飯を食べるためにたまたま入ったファミレスでチーズフォンデュがあったために食べてきた、とのたまう人も一緒です。
念願のチーズフォンデュを目の前に歯止めがきかずばかすか食べまくるワタシと、昼にもチーズフォンデュを食べたくせにワタシと同じようなペースで食べまくる彼。
2人のおかげでワタシたちの鍋はあっという間に空になってしまいました。もう一つの鍋はまだチーズが半分ほど残ってます。ちょっとわけてもらいました。
それほど美味しく満足のいくチーズフォンデュでした。

企画してくれた方、疑ってごめんなさい。
ようやくチーズフォンデュに良い思い出が出来ました。ありがとうございます。
次は、チーズフォンデュ並に痛い思い出のある、すき焼きがいいです。
この思い出は痛すぎてここでは書けません。勘弁してください。
是非食べに連れて行ってください。