エクセルシオールとエクセシオール

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エクセルシオールカフェというカフェ屋さんがあります。
ドトールコーヒーがスターバックスコーヒーに対抗して始めたエスプレッソ・カフェです。
ロゴマークがスターバックスのそれに酷似してたために訴えられたため色を変更して和解したりといった、スターバックスに比べるといまいち感の強いカフェですが、スターバックスが“コーヒーの香りを楽しむため”禁煙なのに対し、エクセルシオールはそんなこと言わず喫煙可能なためスターバックスよりこちらの方をよく利用しています。

さて、ある日友達とエクセルシオールの話しをしていたら、「エクセルシオールじゃなくてエクセシオールだよ」と言われました。
スペルは“EXCELSIOR”なので単純にエクセルシオールだと思っていたのですが、そういわれてみればカタカナで表記されたのは見たことないし、友達が自信満々で言っていたので、「そうなのか~」と、その時は自分の無知を恥じたものです。
でも、「EXCELってエルあるからエクセルじゃないの?」とか思い始め、よくわからないので、その後は通っぽく「エクセ」とか略してみたりして呼んでいました。

そんな長年(と言っても2ヶ月程ですが)の疑問を解決するため、Googleで検索してみました。
エクセルシオールカフェ
エクセシオールカフェ
そしたら、ドトールのサイトを発見。無事「エクセルシオールカフェ」(以下エクセル)と言うことが判明し、自分の意見が正しかったことが証明されホッとしました。
しかし、「エクセシオールカフェ」(以下エクセ)というカフェもあることも同時に判明。
余計ややこしくなりました。

見ていると、エクセルの事をエクセと間違っているサイトも多く、個人のサイトだけでなく、それなりの企業のサイトまで間違っています。
特にひどいのがここ。Yahooの中の1ページ
「エクセルシオール店舗検索 - エクセシオールカフェの店舗情報、地図。」
だそうで、1行でエクセルとエクセを混同しています。馬鹿じゃないの。ケタケタ。
さらにはURLに注目すると「excelisior」とエクセル(EXCELSIOR - イタリア語)でもエクセ(Exceisior - フランス語)でも無い英語表記をしています。
狙ってわざわざ英語表記にしているのか、単純に間違っちゃったのか。

詳しく調べると、エクセルもエクセも両方ドトール系列だそうで。
でも、ドトールのサイトにはエクセの事は載っていません。闇に葬りたい、触れられたくない過去なのでしょうか。

ドトールコーヒーは、プロントに対抗し、アルコールもありなバールタイプの店舗「カフェ・エクセシオール」を展開しますが、見事に失敗。
次に、女性向けなデザートカフェ「エクセシオールカフェ」を展開。まぁまぁ頑張っていました。
そんな中、スターバックスの成功に対抗し、エクセを発展?させてエクセルをあわてて開始したのでしょう。
事実、エクセの池袋メトロポリタン店はエクセルに変わったそうです。
「Exceisior Cafe」から「EXCELSIOR CAFE」への発展。
ここら辺が、みなさまの混同の原因となっている気がします。
ワタシはエクセの存在は知りませんでしたが、存在を知っていた人が最初に間違い、その誤用がネットや口コミで広まったのでしょう。
ワタシの推測の域に過ぎませんが、当たらずも遠からずといった所でしょう。
それにしても、ドトールコーヒーがエクセシオールとかそこら辺の単語に固執する理由は何でしょう。

その後、「EXCELSIOR(イタリア語) CAFE(フランス語)」はおかしいという意見があったため、「EXCELSIOR(イタリア語) CAFFE(イタリア語)」に変更されたようです。
そういえば、公式サイトを見ても、ロゴマークは「CAFFE」、ロゴは「CAFE」と統一されていません。
気づきませんでした。

などと、何の役にも立たないどうでもいいことを一生懸命調べてみましたが、調べれば調べるほど中途半端で、エクセルシオールカフェのいまいち感が強まる結果に終わりました。

最初に述べた理由から、スターバックスよりも愛用していますし、何よりもドトールコーヒー本体には「ミラノサンド」というワタシの名前が付与されたメニューが存在します。
みらのは、ドトールコーヒーを応援しています。

ここ見るといろいろなカフェがありますが、一番愛用しているのはセガフレード・ザネッティだと気づきました。セガフレード・ザネッティも応援しています。