プロ野球90試合終わって

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プロ野球も既に90試合近くを終え、セ・リーグの方はほぼ阪神で優勝が決まりの様相。
パ・リーグもダイエーが2位に5.5差と抜けだしつつあります。
そんなダイエーですが、7/27に32安打26点、8/1には31安打29点とパ・リーグ記録をたたき出すなど、打線の方は絶好調。
1996年の盗塁王村松、去年のウェスタン首位打者の川崎、小久保の穴を埋めるために途中入団したズレータ、あたりの活躍がめざましいです。
特に村松は打撃改造が実を結び、打率が3割オーバーしているわプロ生活13年でホームラン2本しか打ったこと無かったのに今季は既に6本も打っているわ、大変身。
ズレータも、入団後初の試合ではあまりの守備の悪さにこいつ使えねーと嘆いたものの、DHにしてからは地味に得点に絡む活躍を見せています。
他にも、井口-松中-城島-バルデスのクリーンナップは4人で300打点近く稼ぐなど、相手投手にとっては驚異となっているはずです。
チーム打率は.302!もちろん12球団1です。

さて、一方の投手陣ですが、ここ5年くらいダイエーを支えてきた中継ぎ投手陣がいまいちです。去年までは吉田や渡辺が出てきたらそこそこ安心できたのですが、今年は全く安心できない状況。ついには吉田は二軍落ちしてしまいました。
しかし、その頼りない中継ぎ陣を補ってあまりある活躍をしているのが若い先発陣。
シーズン開始前の予想と今日までの成績を比較してみました。

開始前現在
斉藤12勝15勝2敗
ナイト12勝3勝3敗
杉内10勝4勝7敗
寺原7勝6勝2敗
和田5勝11勝3敗
新垣5勝8勝7敗
合計47勝24敗

ということで、文句なしの成績なのですが、特に斉藤と和田の活躍が素晴らしいことになっています。
これほど活躍してくれるとは思っておりませんでした。この2人はまだまだ勝てそうです。斉藤、目指せ20勝!!
さらに新垣も7月は4戦4勝で月刊MVPを獲得するなど活躍。しかし足を故障して登録抹消。復帰が待たれますが、将来のある選手なのでじっくり治して欲しいところです。
寺原も6連勝した後、故障で登録抹消。オールスター後に復帰したものの2連敗。でも投球内容は良いのであと4勝は積み重ねて欲しい。
一方で期待はずれなのが杉内。同点の時は良い投球をするのに、味方が点を取った瞬間に崩れます。この癖さえ直せれば良い投手なのですが。
ナイトはやはり故障でリタイアしてしまったのですが、最近復帰。あと3勝は積み重ねて欲しい。
寺原、ナイトが故障中に先発していた永井は3勝1敗、水田は0勝2敗。
中継ぎ、抑え陣はと言うと、山田、岡本、吉田が各2勝、吉武、佐藤、スクルメタが各1勝。
以上合計59勝で首位なのです。

他のチームは。
近鉄は相変わらず何故強いのかわからないけど強いです。岩隈の活躍がめざましいです。
西武は得意のはずのダイエー戦に負け越しているのが響いて3位に沈んでおります。
ヒルマン日ハムは上昇の気配なし。
ロッテは上昇の気配があったのですが、勝率5割を達成した瞬間に崩れていきました。
オリックスはもう言うこと無し。可哀想になるくらい弱いです。