熊野レポート (1)

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熊野から無事帰還しました。

熊野が位置する紀伊山地は、昔から神々が住まう特別な場所と考えられていて、日本書紀の時代から神道の崇拝対象となっており、仏教伝来後は如来や菩薩の修行の舞台と見立てるようになり、神仏ともに聖地として扱われるようになった素敵な場所です。
その聖地に向かう道が「熊野古道」と呼ばれています。

その素敵さのあまり、「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004年に世界遺産登録されました。

その熊野に行ってきたので、写真とともに振り返りたいと思います。

東京から名古屋まで新幹線で2時間弱。
名古屋から和歌山の新宮まで特急で3時間強。
新宮駅から熊野三山の1つ熊野速玉大社まではレンタカーで5分ほど。
熊野速玉大社
最近色を塗り直したのか、三山の中でも最もきれいな神社でした。
和歌山に到着して10分で既に圧倒されました。
速玉大社の中には天然記念物に指定されている梛の大樹があり、梛の苗木も売っていました。これを購入。帰宅して早速植木鉢に植えました。

次に車で30分ほど走って補陀洛山寺に移動。
補陀洛山寺
補陀洛山寺は、遥か昔から南海の果てにあると信じられていた観音浄土を目指して釘付けされた船で海に繰り出した補陀洛渡海の出発地点です。
何十人にも及ぶ渡海上人が祭られていました。
本堂で正座をして手をあわせて10分くらいじっとしていました。

次に20分ほどで熊野那智大社に移動。
熊野那智大社
表参道の階段が非常に急で、御本殿に行く頃には汗だくになっていました。
那智大社の隣には青岸渡寺もあり、さらには別宮の飛瀧神社もあります。
ワタシ的には飛瀧神社にある那智大滝が今回一番楽しみにしていたものの1つです。
那智大社から青岸渡寺を経て那智大滝に移動。
飛瀧神社
すごい!133mあるという高さに圧倒されまくり。
もっと近くに行こうとしたのですが、既に17:45を過ぎており奥に行く道は閉め切られてしまいました。
もう涙涙。

熊野の夜はとても早く、18時になるとほとんどの神社や店舗は閉まってしまいます。
仕方なく那智大滝の後はまっすぐにホテルに帰りました。
宿泊したのは那智勝浦にあるホテル浦島というところ。Yahooで検索してとりあえず予約できそうな所を申し込んだらこんな感じのホテルになりました。
ホテルには直接行けずにフェリーで行くので非常に面倒くさいホテルでした。