東坡の日本一辛い麻婆豆腐に討ち死に

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ワタシは辛いものが好き。そして麻婆豆腐が好き。
そんなワタシが会社の近くに日本一辛いというふれこみの麻婆豆腐を出す店を見つけたので、早速行ってきました。

お店の場所は裏原宿の路地。
あそこら辺は原宿とは思えない渋い店がいくつかありますが(みこしとか千とか)、それらの店よりも遥かに強烈なお店でした。

カウンターと狭いテーブルだけの店内。
生ビールはなく瓶ビールのみ。
冷たいウーロン茶ある?と聞いたら、うちは温かいウーロン茶だけ冷たいのが飲みたければそこの自動販売機で買ってきて全部100円だから、という返事。
この返事で、この店のことが好きになりました。

主目的の麻婆豆腐の前に、いくつか料理を頼みます。
ピータンや水餃子や肉玉やイカの炒め物など。
そのどれもが美味しく、ビールが進みます。
麻婆豆腐にも期待が高まる。

で、いよいよ麻婆豆腐の登場。
(→写真は食べログから拝借しました。ありがとうございます!)
辛いと言っても、時間をかければ食べきれるだろうとタカをくくっていました。
そしたら!

想像していた辛さと全然違う。唐辛子の辛さを想像していたワタシは、一口食べてあれ辛くないぞ?と思いバクバク食べまくっていたら、徐々に口の中が痺れてきました。
そう、唐辛子の辛さじゃなくて山椒の辛さなのです。それも尋常じゃない強さの。

店のおばちゃんは「麻婆豆腐の麻は山椒の痺れのことね〜」とか「中国の人は麻婆豆腐をご飯にかけたりしない」とか、中国あるあるネタをプッシュしてきます。

そんな中食べ続けていたら、口だけじゃなくて、顔まで痺れてきました。
それでも痺れが収まってきた頃合いを見計らってちょっとづつ口に入れていったのですが、そのうち体が受け付けなくなってしまいました。
恐るべし、日本一の麻婆豆腐。

一緒に行った人たちもみんな痺れにやられてテンションがた落ち。
麻婆豆腐が来るまでの料理が美味しくて盛り上がっていた酒宴も、反省会のような様相を呈してきました。

結局全員が討ち死に。麻婆豆腐は半分近くを残して店を後にしてしまいました。
申し訳ないことをした。

しっかり心の準備と対策をうってもう一度チャレンジしたいと思います。


東坡
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-9
営業時間:18:00~24:00