Lyrics

風 吹いてる

わかり合えることばかりでは 恋は沈んでしまう
君のことを殺さないように 恋を無くさないように

ここから見つめる空の姿は
君の寂しさと どこか似ている

眠れない夜があるなら
柔らかな手でありたい

遠くへ 遠くへ 風 吹いてる

夢の栓をひねり過ぎては 胸を痛めてしまう
だけどきっと君の野生は それを止めようとしない

渡り始めてる 橋の向こうが
君の背中で 景色に変わる

眠れない夜があるなら
愛だけが通れる道で

黙って 君と 朝を見たい

眠れない夜があるなら
柔らかな手でありたい

遠くへ 遠くへ 風 吹いてる
遠くへ 遠くへ 風 吹いてる・・・・・・




自転車で海っ。

ね、今日も12分の遅刻だよ
眠そうな 顔してるけど
海がいいと 決めた人は あなたじゃない

サドル一段高くして
さあ街が 目を覚ます前に
岬近く 国道まで 目指そうよ

泣けるような登り坂 なんて言うか 人生ね

ふたりなら ah つらいことも笑い合える この気持ち つないでいよう
青い空 なにも恐いもの なんてない どこまでも ずっと

初めて悩み話したとき
バカだなと やさしく言った
あの笑顔が 私のこと ラクにした

ちょっと油断をしていたら
缶ジュース 飲み干されてた
仕返しする 大作戦 練らなくちゃ

でこぼこのじゃり道も なんて言うか 人生ね

ふたりなら ah どんなことも嬉しくなる その背中 まぶしく見える
青い空 なにも恐いもの なんてない いつまでも きっと




子守歌

転んで泣いて帰った 泥まみれの自転車
あきれたように笑った 頬をぬぐってくれた

しゃがみこんだ 小石のように黙って
背中をねだってた

大きな広いYシャツ アイロンでのばしながら
昔の淡い想い出 ぼんやり聞かせてくれたの

ベッドの横は いつも 夢のぬくもり
螺旋を描く 子守歌

4月の空に舞い上がる
砂埃だけ後にして
バスの窓に 記憶 写した

疲れた夜を歩いて 朝を待つ部屋に帰る
鞄 抱いたまま 留守電に耳をすました

簡単な言葉 だけど 胸にしみて
あふれだした 涙

教えてくれた 知恵の輪を
やっと1人で 解いていく
強くなると 心に決めた

三日月 風に揺れてる ah・・・
きっと 麦畑照らして 綺麗でしょう・・・

教えてくれた 知恵の輪を
1人で解いていこう

遠い町から 子守歌
きっと 遠くで 子守歌

母さん、元気でいてね・・・




TOYDOLL

陽のあたる飾り窓に 暮らしてた
昼も夜も 笑ってたのに

どうしちゃったの このごろ 僕 ちょっと変よ
隣に住む 君のこと 気になって
「一度だけでいいから 人になりたい」と
神様から タマシイを いただいた

誰ひとり 気付きはしない
本トは僕 おもちゃの兵隊 ・・・ないしょね

指も足も鼓動までも 勝手に動くよ
夢のように 街中を歩くよ

人生は素晴らしいね 華やかだね
恋心は燃え上がる
明日僕は 精一杯の 勇気集めて
君の扉 ベルを鳴らすんだ

ドア開けたとたん ガクゼン
花嫁の 白いドレス着た
君がいた 幸せそうに
ああ彼に チュッてキスしてた ・・・ショックね

人生は悲しいなんて 知らなかった
タマシイは僕に 痛すぎた
ねえ頬を流れる水 これは何?
神様 どうかもとに戻してお願い

あの日から 僕 悲しみの TOYDOLL
永遠に 僕・・・
あの日から 僕 ひとりぼっちの TOYDOLL
永遠に 僕・・・




LOVED YOU

あなたは彼女を選んで 私にさよならを押しつけたの
このまま壊れてしまいそう
どうしたらあなたを忘れられるの? 置き去りの 恋が泣く

HATE, 大嫌いと YOU 言いたくて
HURT, 傷つけたくて YOU 悲しくて
LOST, 大好きだった YOU ほんとうに

やさしい言葉が聞きたい もういちど隣を歩きたい
振り向く痛みや寂しさも
懐かしくなる日がいつかは来るの? 最後まで 恋してる

HATE, ひどい話と YOU 友達は
HURT, 私の肩 YOU 抱くけれど
LOST, 大好きだった YOU ほんとうに

HATE, 大嫌いと YOU 言いたくて
HURT, 傷つけたくて YOU 悲しくて
LOST, 叫びたくて YOU 苦しくて
LOST, 大好きだった YOU ほんとうに

LOVED, バレンタインは YOU 雪だった
LOVED, キスしたのは YOU 夏だった
LOVED, あなたの手が YOU 好きだった
LOST,  信じてたの YOU 永遠を

LOST,  大好きだった YOU ほんとうに
LOVED, ひとつきりの YOU 愛だった
LOVED, きらきら光る YOU 思い出の
LOVED, あの十字架 YOU 見つからない




cry

椅子の背もたれを抱いた またがるように座った
あごを乗せながら泣いた oh cry oh cry oh cry

この日この時の気持ち 誰とも分け合わないで
どんなだったか覚えておこう oh cry oh cry oh cry

本当 本当に 痛かった
泣いて 泣いても 涸れなかった

本当 本当に 痛かった
死ぬほど泣いても 生きていた

ひとつだけ頬を打った あいつはただ黙ってた
そして終わりだと思った oh cry oh cry oh cry

二十才やそこらの恋と 誰にも言われたくない
はじめてこんなに愛した oh cry oh cry oh cry

本当 本当に 痛かった
泣いて 泣いても ひとりだった

本当 本当に 痛かった
死ぬほど泣いても 生きていた

本当 本当に 痛かった
泣いて 泣いても 涸れなかった

本当 本当に 痛かった
死ぬほど泣いても 生きていた

本当 本当に 痛かった
死ぬほど泣いても 生きていた

本当 本当に 痛かった
死ぬほど泣いても 生きていた




こんな日曜日

“わるい! ゴメン! 仕事なんだ また電話するよ”って
なんで? 嘘でしょ? 化粧も済んでるのに

受話器ガシャン 頭にくる彼 ママにも八つ当たり
晴れた日曜 ポカンと予定もなし

「たまにはお父さんと デートしようか」って
テレビ見てゴロゴロしてた人が何よ 熱でもあるの?

こんな暇よりマシだし ご馳走でもしてもらおう
青い空がなんて うらめしい午後
ああ 許せないわ

好きなピアス なくしたこととか 将来の夢とか
不思議どうして 意外と知ってるのね

「たまには彼のこと うちに呼べよ」なんて
その話いつも嫌がる人が何よ ヤリが降るかも!

ファーストフードにしたけど 食べ慣れてないね大変
もしかしたら二人 不倫っぽいかな
まあ 気にしないで

大事な人が誰か すぐ忘れてしまうよね
そばにいるんだよね

今夜彼に電話して 昼間はゴメンって言わなきゃ
好きなのにね ずっと好きなくせにね
もう・・・

今度デートする時は ママも誘ってさ行こうね
次の休みちゃんと あけておいてよ
ねえ 海もいいな




Again

窓を開いた 朝が来ていた
晴れた空が見てた

一人になった・・・ それはいつだった?
痛いまぶた上げる

ふりそそぐ陽射しで 顔を洗うように
からだじゅうで 息をすった ああ 瞳を見据えて

もう二度と あなたの声を
聞くことはない この部屋で

やぶり捨てても 消えないにおい
思い出にはあるね

展望台や ライブハウスや
映画館のチケット

来年の約束 「まっさら」になったね
一人分を 考えるの ああ とてもひさしぶり

もう二度と あなたのなまえ
呼ぶことはない この街で

台風の夜には「心配だ」って かけつけてきた やさしさ
恋はすごいよね どんなことも できない気がしなくて

もう一度 歩きだしたい
「強さ」だけが 今 ほしい

あなたしか 映せなかった
心をぐっと 空に向けて・・・



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