総合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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REBECCAには、アルバムが19枚(うちオリジナルアルバムは7枚、「BALLAD REBECCA」含む)、シングルが13枚、12inchシングルが3枚、Plutinum Series シングルが4枚存在します。 アルバムの合計曲数は188曲もありますが、オリジナルの曲は66曲です。そのうちInstrumentalは3曲(「光と影の誘惑」「TIME」「DEAD SLEEP」)で、オリジナルが英語詞のものは2曲(「BOSS IS ALWAYS BOSSING」「WHEN YOU DANCE WITH ME」)。 英語バージョンが存在するの曲は7曲(「(It's just a)SMILE」「SECRET DREAM〈CHEAP HIPPIES〉」「MOON」「NERVOUS BUT GLAMOROUS」「WALKING IN THE WARM RAIN〈真夏の雨〉」「ONE WAY OR ANOTHER〈VANITY ANGEL〉」「I'D START A FIRE〈NAKED COLOR〉」)です。それ以外はすべて再収録曲やREMIX曲ということになります。 以下はこれらのアルバムを対象に、いろいろな角度から調査してみた結果です。 |
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作詞編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
REBECCAの全曲で、誰が何曲作詞に携わっているかを調べました。 共同詞のものも多くありますが、その場合も1曲と数えました。 調査対象は、オリジナル曲からInstrumentalのものを除いた63曲です。英語バージョンのものは調査対象外としました。 |
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実に8割以上の曲の作詞に携わっているNOKKOですが、初期のNOKKOは宮原芽映や沢ちひろのサポートを得ながら作詞することが多かったのです。しかし、「REBECCA IV」くらいからは単独で作詞することが多くなっています。 NOKKO自身、『「LOVE IS CASH」で、作詞のやり方がなんとなくわかってきた。』とコメントしています。NOKKOの作詞の才能を開花させたこの曲は、沢ちひろとの共同詞です。 そして、有川正沙子、宮原芽映、沢ちひろの3人ですが、彼女たちが作詞に携わった曲は初期の代表曲ばかりで、やはり重要な役割を担っています。 注目すべきは松本隆で、彼が作詞で土橋が作曲の「MONOTONE BOY」はオリコンチャート1位を獲得しているのですが、同じ日に発売になった、やはり松本が作詞し土橋が作曲で松田聖子に提供された「ストロベリータイム」もオリコン1位を獲得、しかも「松田聖子21曲連続オリコン1位」という記録も作ります。つまり、同率1位で、松本土橋コンビの曲が並んだわけです。 |
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作曲編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞同様、誰が何曲作曲しているかを調べました。 こちらも、共同作曲の場合も1曲とカウントしてあります(共同作曲は1曲だけですが)。 調査対象は、オリジナル曲66曲です。 |
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デビュー当初は木暮武彦、木暮が抜けてからは土橋安騎夫がメインとなって作曲を担当していました。特に「WILD & HONEY」以降は、高橋が作曲したInstrumental1曲とNOKKOが作曲した1曲以外は、全て土橋が作曲しています(唯一「BLOND SAURUS」は土橋と高橋の共同作曲)。 「WILD & HONEY」からREBECCAのブレイクが始まったことを考えると、いかに土橋の提供する曲が時代に合っていたかがうかがえます。 とはいえ、木暮の作曲した曲にも名作は多く、後に「RED WARRIORS」で成功したことを考えると、彼もまた非凡な才能の持ち主だと思います。 また、アルバム「BLOND SAURUS」でNOKKOが作曲に初チャレンジしています。土橋の作曲とは一味違った曲で、「BLOND SAURUS」以降もREBECCAがアルバムを出していたならば、もっとNOKKOが作曲した曲が聞けていたことでしょう。少々残念です。 作曲で注目すべきは、あの後藤次利が曲を提供していることでしょう。「VOICE PRINT」〜「WILD & HONEY」ではプロデューサーを務めている後藤次利が提供している曲は「夢幻飛行」。この曲もまた他の曲とは違ったテイストの曲で、ワタシの大好きな曲です。 「LOVE IS CASH」のカップリングである「恋するおもちゃ」は、作詞松井五郎、作曲中崎英也と、REBECCAのメンバーが作詞作曲のどちらにも携わっていない唯一の曲です。 ここら辺の事情に詳しい方がいましたら、ぜひ教えて下さい。 |
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収録回数編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリジナルアルバム以外のアルバムが圧倒的に多いのがREBECCAの特徴。そのため、同一タイトルの曲が複数のアルバムに収録されています。 この調査は、アルバムへの収録回数の多い曲です。 調査対象は、オリジナル曲66曲です。英語バージョンの曲で、タイトルが変わっていても同一タイトルとしました。 |
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調査を開始する前は、「どうせFRIENDSが一番だろう」と思っていました。しかしいざ調査してみると、意外にも上記3曲が同数1位となりました。 これら3曲は、REMIXバージョンが多数存在するので、3枚のREMIXアルバムに採用されたための1位です。しかも、「CHEAP HIPPIES」と「WHEN A WOMAN LOVES A MAN」は6枚目の「TIME」から、「RASPBERRY DREAM」は7枚目の「REMIX REBECCA」からの登場なので、それ以降のアルバムの2枚に1枚にはこれら3曲が収録されているということになります。 私が本命視していた「FRIENDS」は1回差で次点となりました。次点組4曲の中で「MOON」は8枚目の「POISON」からの登場ですので、やはりこれ以降のアルバムの半数に収録されていることになります。 ちなみに、「VANITY ANGEL」は「BLOND SAURUS」のなかにオリジナル曲と「ONE WAY OR ANOTHER」が収録されているため2曲とし、「SUPER GIRL」も同様に「12inch REMIX」のオリジナル曲とREMIXバージョンを2曲とカウントしました。 さて、次はシングルですが、非売品のものは除く20枚のシングルが対象です。 |
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Plutinum Seriesで出ているシングルが当然のように上位に並びました。「VANITY ANGEL」の2回というカウントは、アルバムと同様「ONE WAY OR ANOTHER」があるためです。 最後にアルバムとシングルの収録回数を合計した総合回数の集計です。 |
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以上のような結果となりました。シングルとしても発売され、12inchREMIXとしても発売された「RASPBERRY DREAM」が堂々の単独1位です。そして2位は、REMIXバージョンは存在しないものの、LIVEバージョンが「MOON」のカップリングとして収録されている「VIRGINITY」。3位にはREBECCAの代表曲「FRIENDS」と、アルバム収録回数1位の「CHEAP HIPPIES」「WHEN A WOMAN LOVES A MAN」が入りました。6位グループの中で「VANITY ANGEL」は、オリジナルバージョンと「ONE WAY OR ANOTHER」が3回づつ収録されていますので、この2曲を一緒に数えていいものか迷いましたが、当初の方針通り、英語バージョンも同一曲とみなしていくことにしました。そして「MOTOR DRIVE」は、「RASPBERRY DREAM」のカップリングとしても、12inchREMIXとしても発売されているために、上位にランキングされました。「MOON」はREMIXバージョンは「OLIVE」に収録された英語バージョン1曲のみですが、やはり後期REBECCAの代表曲ということで、ベストアルバムなどに多数収録されたための上位ランクインです。 ここにランキングされた曲を見ていくと、やはり有名な曲ばかり。有名だから何枚ものCDに収録されたのか、何枚ものCDに収録されたから有名なのかは分かりませんが、ワタシがREBECCAのベストアルバムを作るとしたらここに挙げられた曲が何曲も入ってくるでしょう。 |