K-1GP 2002

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昨日、K-1 GP決勝トーナメントが開催されました。
近年人気が低迷しがちだったK-1も、最近テレビに出ずっぱりのボブ・サップ人気のおかげでチケットが瞬時にソールドアウト。
ワタシも大好き、ボブ・サップ。みんな大好き、ボブ・サップ。
今年の流行語大賞は「タマちゃん」よりも「ボブ・サップ」だと思います。

さて、結果としてアーネスト・ホーストが4度目の優勝を飾りました。
そもそも、ホーストは開幕戦でボブ・サップに負けたために決勝トーナメントに出られないはずでした。
しかし、11/24に行われたPRIDE23で、決勝トーナメントに出場するはずだったセーム・シュルトが怪我をしてしまったために、ホーストが代役で出場したのです。
ちなみにシュルトに三角締めをかけて怪我をさせたのはアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。顔は地味なくせにPRIDE最強の男です。
ノゲイラとゲーリー・グッドリッジヒース・ヒーリングが並んで歩いてたら、見た目明らかにノゲイラが下っ端っぽいですが、意外なことに一番強いのはこの男なのです。
ノゲイラにはさすがのボブ・サップも負けております。
シュルトも、K-1が控えていながらノゲイラと戦うなと言う感じです。負けるに決まってます。
ノゲイラに勝てそうなのはエメリヤーエンコ・ヒョードルくらいしか思いつきません。

話を戻すと、代役出場のホースト。準々決勝では再びボブ・サップにKO負けしてしまいましたが、そのサップが拳を痛めたために準決勝を棄権しホーストが敗者復活。そのまま優勝してしまいました。
去年も、レイ・セフォーの負傷による代役出場のマーク・ハントがそのまま優勝したので、来年も代役出場が吉と出るでしょう。
2000年あたりから、代役出場や勝者の負傷による敗者復活というケースが目立ってきていますが、これもK-1に出場する選手のレベルがあがってきている証拠なのでしょう。
しかし、特に昨日のホーストは、自分でKOしたと言うより相手が既に満身創痍だったために勝ってしまったという印象が強かったので、この辺はなんとかならんかなと思いました。

K-1の過去の結果のページ、特に黎明期の頃を見ていると、あぁこんなヤツいたなぁとか楽しくなってきます。
キモ vs パトリック・スミスって何ですか、この色物対決。もう一度見たくて仕方ありません。
フグ vs ピア・ゲネットの踵落とし対決も覚えています。内容はしょぼかった。
マイケル・トンプソン vs チャンプア・ゲッソンリットのトンプソンの後ろ回し蹴り、今でも強烈に覚えています。チャンプアの内蔵が破裂してしまいました。
みなさまの思い出の試合はなんでしょうか。

そんな感じで色々あったけど、K-1が始まって10年、おめでとうございます。