F1 ドイツGP

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残り5戦となってトップのミハエル・シューマッハ(69pt)から4位のラルフ・シューマッハ(53pt)まで16pt差という混戦となっている今年のF1。
フェラーリの新車投入直後はその速さが圧倒的だったために今年もミハエルで決まりかと思ったのですが、ここに来てフェラーリが失速。
代わりに上昇してきたのがウィリアムズ。
中盤までは非常に地味な存在で、マクラーレン、フェラーリ、ルノーに次いで4番目のチームという印象だったのですが、ここ最近の好調のおかげでコンストラクターズポイントでも一気にトップのフェラーリに追いついてきました。

というここ最近の調子がもろに出た予選。
ウィリアムズがフロントロウ独占。一方のフェラーリはバリチェロ3位、ミハエル6位。
もっとも予選結果はタイヤの影響も大きいわけですが。予選ではウィリアムズが採用しているミシュランの方が有利っぽいです。

さて、決勝ではスタート直後にラルフのアホが周りを見ずに進路変更したおかげでバリチェロと接触。はじかれたバリチェロがライコネンに接触。はじかれたライコネンがラルフに接触。ということで3台ともリタイア。またその影響で後ろの方でも事故があり、1週目に5台がリタイアするという波乱の幕開けでした。
この事故についてラルフは

とても残念だ。でも、これがレースだよ。周りの人間が何をしようと、何が起きるのかも分からない。自分のポジションを守るのが精一杯で、突発的なマシンの動きになす術なかった。

などと言う信じられないコメントを残しています。アホか。今回の事故の原因は100%オマエだっちゅうの。

レースはそのまま特に見所もなく終了。モントーヤが終始安定した走りを見せてそのままゴールです。モントーヤは戦う相手がいない場合はものすごく安定して走れるのですね。
そして地味なマクラーレンの地味なクルサードが2位。3,4位はルノー勢。そしてトヨタの2台が続いて7位にミハエルです。
というか、ここらへんぐっすり寝ちゃってました。気づいたらラストラップでした。なので途中になにがあったかわかりませーん。

このレースを受けて、モントーヤがドライバーズランキングで2位に浮上。1位のミハエルとの差は6pt。
残り4戦ますます面白くなってきました。