Milano::Monolog

毎年とても楽しみな高校野球夏の甲子園。
我らが群馬代表桐生第一は初戦でさっくり負けてしまったけれど、それでもここ最近で一番面白かった甲子園でした。

決勝は済美vs駒大苫小牧。
かたや、創部３年目で春の甲子園を制覇し春夏連覇も目前という漫画のような展開を地でいく済美。
かたや、番狂わせの連続で北海道勢初の決勝まで上り詰めた駒大苫小牧。
両校持ち味の強打を存分に発揮した打撃戦の結果、駒大苫小牧が優勝旗を掴み取りました。
かつて仙台育英の大越が、東北のダルビッシュが、多くの好投手が優勝旗の白河の関越えに挑んでは破れてきました。
今年の駒大苫小牧は前評判は決して高くありませんでしたが、強豪校を打ち負かすにつれ成長を遂げ、白河の関越えどころか津軽海峡越えを達成してしまいました。
なんという快挙！

今年は好投手よりも好打者の目立った年かもしれません。
秋田商佐藤、東北ダルビッシュなどのドラフト１位候補もいますが、どちらかというと４年後のドラフトで指名されるであろう選手が揃っていた気がします。
高校野球マニアとしては、この４年間選手名を覚えていくのがまた楽しかったりするのです。