相馬裕子『相馬図鑑』1st Album「Wind Songs」ツアー@東京

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今年でデビュー15周年を迎える相馬裕子
15周年を記念して6ヶ月連続でツアーを行います。
1月は1stアルバム、2月は2ndアルバムと、毎月1枚づつ過去のアルバムを主軸に据えたツアーになるようです。
そうか、15周年だけどアルバムは6枚しか出していないのか。

東京でのライブは実に4年ぶりとの事。
4年前。覚えてる。
二子玉川アレーナホールで行われたライブのチケットを持っていたワタシ。
前日から仕事で会社に止まりこんでいたワタシは、会社で目覚めて雨が降っている事を知り、外出するのが面倒でそのまま会社で仕事を続けたのだった。
次のライブが4年後になるなんて思わなかったから。

さらにその前のライブは8年前だそうだ。
それはちゃんと行った。確か渋谷NESTで行われたヤツだ。

さて、そんなわけで8年ぶりとなった相馬さんのライブ。
外苑前の「月見ル君想フ」という面白い名前のライブハウス。
キャパは100名くらいかな。ホールにぎっしりと並んだ約100個の椅子。

開演を待つ。
相馬さんはシンガーとしてだけでなく、そのルックスも好き過ぎて今でも結婚したいと思っているほどです。叶わぬ願いだとしても、もう少し夢を見続けていたい。
そんなに好きな相馬さんなので、ステージに登場しただけでもう大満足。8年前と変わっていないその美しさに惚れ直しました。

風の祭日からライブがスタート。バンド編成はギター、シンセ、パーカッション、ベースとかマンドリンとかいろいろやる人、という感じ。
このアルバムをやるのだったら無理の無い編成ですね。
それぞれがステキなアレンジを加えつつ、原曲の魅力をさらに引き出していました。
3rdあたりからブラスが多くなってくると思うんだけど、どうするんだろう。

途中、1stアルバムに入る予定だった米村裕美さん提供の曲を2曲やったり、昔一緒にラジオをやっていたと言う絵本作家の葉 祥明さんと対談したり、そんな感じで進んで行きました。
1stの「Wind Songs」は10曲しか入っていないので、どうやって2時間もたせるんだろうと思っていたのですが、そうきたか。

「HOME TOWN」だったかな。相馬さんが感想でピアニカソロを披露したのですが、間違いまくり、はずしまくり。照れて笑う相馬さんがとても可愛い。
そのピアニカの大ミス以外は、文句の付け所の無いステキなライブとなりました。いや、正直ピアニカのミスすら許してしまうんだけどさ。

4年間ライブもリリースも無くてもこれだけのお客さんが入ったと言う事実に、終始感動して目がウルウルしていました。それにつられてこっちもウルウル。

3月のツアーでの「未来を描く鳥」の古賀森男ギターのとってもかっこいいカッティングがライブで聞けるのが今から楽しみです。
あと、アルバム的には4thが一番好きなので、そのツアーも楽しみ。