谷村有美(4)

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前回の続きです。


1995年になるとワタシは東京の大学に。森田君は長野の大学に。もう一緒にコンサートに行くことは無理そうです。
大学でタニムラファンを見つけることが出来なかったので、この年からは1人で行くことになりました。
ニューアルバム「圧倒的に片想い(1995.10.21)」とそれに伴う「圧倒的に片想いツアー'95~'96」がありましたがここで問題が発生。
今までツアーで群馬に来たときに1回、年末の武道館に1回、計2回行くのが習慣になっていたのですが、東京はツアーは巡らないらしいです。千葉・神奈川・埼玉あたりはツアーで巡るのですが東京は無し。
しかし頑なに習慣を守ります。はるばるグリーンホール相模大野(1995.11.24)まで行きました。
「圧倒的に片想い」は今でもワタシの一番好きなアルバム。なのでこのライブも非常に楽しめました。
「優しいのにも程がある」「愛情と友情」「逆ふたまた」「圧倒的に片想い」。これらの曲は生で聴くには強力すぎました。一生タニムラについて行こうと決心しました。
そしてツアーラストは年末恒例のX'mas Paradeではなく、翌年の2月にありました。「圧倒的に片想い FINAL(1996.2.2~9)」は日本武道館2DAYSの後、大阪で本当のファイナル。
ワタシは東京に出て部屋を探すときにタニムラの武道館に行きやすいように東西線沿線にしようと決心し、実際に東西線の西葛西駅に部屋を決めたほどです。ですからここは武道館2DAYSとも行くべきでしょう!
ということで2日とも行きました。クリスマスコンサートでは無いので、「サンタ~」や「X'mas Smile」なんかはやるわけでもなく、ツアーとだいたい同じような選曲でした。
1日目だか2日目だか、「逆ふたまた」の前降りの「そのままやないけー」のひとりつっこみを奪った観客がいました。憤慨しました。
なお、1日目の座席はアリーナど真ん中最前列。すごい。しかもこのコンサートではタニムラが客席に降りて来て観客に話しかけるという演出もあり。手を伸ばせば触れられる距離で見たタニムラの可愛さに惚れ直したものです。
2日目は因縁の1階H列でした。

1996年は前述のツアーファイナルから始まったわけですが、それ以降は写真集やシングル、ビデオの発売だけでニューアルバムの発売はありませんでした。
それでもツアーは行われ、「LIVE LIVE LIVE~しあわせのかたち~Tour'96~'97(1996.10.20~1997.1.20)」では大宮ソニックシティ(1996.11.19)に行きました。
しかしこの頃微妙にタニムラへの気持ちが乖離していたフシがあり、あまりこのコンサートも楽しめなかった記憶があります。
とは言いつつも、2年ぶりのクリスマスコンサート「The X'mas Show(1996.12.25)」in 横浜アリーナには参加。懐かしめの曲が多かったものの、やはりいまいち楽しめませんでした。
この頃からワタシの気持ちだけでなく、タニムラの人気も落ちてきていたように感じました。


次回最終回。