MT3.1の英語版がリリースされたので早速インストールしてみました。
3.1で目玉となる新機能はこちら。
・投稿予約機能: 指定した日時に投稿を公開する機能
・サブカテゴリー: カテゴリーを階層構造にできる機能
・動的ページ生成: テンプレートを動的に生成する機能
投稿予約機能について。
「投稿の状態」のところが「Draft/Publish/Future」となっており、「Future」を選択して「作成日時」を投稿したい日時にしておく。で、crontabで以下のスクリプトを定期実行しておくという感じ。
[MT]/tools/run-periodic-tasks
つまり、crontabの設定出来る人限定です。
サブカテゴリーについて。
カテゴリのページが変わっており、サブカテゴリーの設定が可能になってます。
サブカテゴリの階層に制限は無さそう?少なくとも10階層はつくれました。
AというカテゴリのBというサブカテゴリをCというカテゴリのサブカテゴリに移動したり、メインカテゴリに移動したりというのも楽に出来るようになっています。
動的生成について。
PHP、MySQL、mod_rewriteが必須です。Berkeley DBの人は使えません。
テンプレートのページに「Build All Templates Statically/Build Only Archive Templates Dynamically/Set Each Template's Build Options Separately」という選択肢が増えています。
Build Only~を選択するとアーカイブページを生成しません。
.htaccessで、mtview.phpというを呼び出すようにmod_rewriteの設定をしなければなりません。
以下のように。
Options -Indexes
<IfModule mod_rewrite.c>
<IfModule mod_dir.c>
DirectoryIndex index.php index.html index.htm /milano/mt/mtview.php
</IfModule>
RewriteEngine on
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^(.*)$ /milano/mt/mtview.php [L,QSA]
</IfModule>
すると、拡張子が.htmlのままでもPHPによりコンテンツが動的生成されるというちょっとすごいことになります。
ただ、要求される条件が色々多くて、誰でも使えるわけではないのが残念です。
他に気づいた点。
・ウェブログの設定で、Ping先にtechnorati.comが追加されています。
・エントリ投稿画面のデザインが変更。より見やすく。
・エントリ投稿画面のカテゴリ選択のプルダウンでは、サブカテゴリもメインカテゴリも混在して表示されるため、同じ名前のサブカテゴリがあると混乱しそう。
・デフォルトのテンプレートにカテゴリ一覧が追加されている。
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