茶番劇 其ノ壱/其ノ弐 (Shulla)

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いつの間にかメジャーデビューを果たしていたShullaのベストアルバムを購入。
インディーズ最後に2枚組のベストアルバムを発売してからメジャーデビューという方式が流行っているのかしら?
ってことは年末に2枚組ベストアルバム「昔懐カシ人形集」を発売するヴィドールもメジャーデビュー?
まさか。

さて、このアルバムはもう現在では手に入らない「夜桜」「逃避行」「いたずら」「ぼく」「行方不明」およびオムニバスのCDの曲たちを新録で収録したベストアルバムです。
このアルバムと、まだ買える4枚のアルバムを購入すれば全ての音源が手に入るという、ビジュアル系では考えられない親切設計となっています。
まぁシークレットトラックの無我夢中は手に入りませんが…。
ということで、Shullaの音源をひとつも持っていないワタシにはうってつけのアルバムなわけです。
とはいえ、このベストにしか収録されていない曲もあったりして、旧音源を持っている人にも購買させようとしている姿勢は、やはりビジュアル系かと感じさせてくれます。

曲の方はどうかというと文句無し。
初リリース時より経験も積んでいるので技術が上達しているのは当然なのですが、アレンジや歌い方も今回のアルバムの方が好きな曲が多い。
「指切り」や「逆ギレ」は旧音源の方が好きだったりしますが…。