「交渉人 真下正義」を見る

原宿~千駄ヶ谷あたりのとある店に用があったので自転車で行きました。
しかしその店は土日はやっていないという、信じられない状態。
土日祝休みどころか、平日も10:00~18:00の営業なのです。じゃぁ行けないじゃん!

仕方が無く、目的もなく渋谷をぶらついていました。
そしたら渋東シネタワーの前に着きました。
看板を見ると、どうやらちょうど今から「交渉人 真下正義」が始まるところのようです。
ちょっと見たいなーと思っていた映画です。
なんたる偶然。
まだ入れるっつーので、他にやることがないので見ることにしました。

踊るシリーズ常連の脇役(森下・緒方とか、赤い服を着たセカンドバッグを盗まれたりした男の人)たちもちゃんと登場してニヤリとさせられたり、新たな登場人物の木島刑事がなかなか良いキャラだったり、水野美紀は相変わらず綺麗だったり。
真下と交渉課準備室の面々が使っている音声認識ソフトが格好良くてグッと来ました。
西葛西とか東陽町とかが出てくるのもグッと来ました。
犯人の出す謎が最後まで意味わからなくてしょぼーんと来ました。
つーか、ネゴシエイターの醍醐味である交渉の部分がもうちょっと全面に押し出されても良かったんじゃないかと思いました。
総じて言えば、なかなか面白い映画でした。

ただね、カブるんです、古畑任三郎の最後の事件(江口洋介の回)と。
物語の中心が鉄道の司令部みたいな所で進むと言うこと、今泉くん(西村雅彦)と西園寺くん(アリキリ石井)が出ていることから、どうしても古畑任三郎を連想してしまうのです。
ワタシ的に最も好きなドラマである古畑と比較してしまうと、やはり分が悪いのです。

とは言え、踊るシリーズが好きな人なら文句なしに楽しめる映画でしょう。
偶然とはいえ、見られて良かった。