会社でふと行った作業が、それを見ていた人にとても驚かれたので、知らない人もいるのかもと思って書いてみます。
Windowsで、タイトルバーの一番左についているアイコンがありますね。
こいつをクリックすると、最小化とか閉じるとか出てきます。
普段はこんなの使う機会はありません。
右の、_□×使うし。つーか、Ctrl+F4とかAlt+Space+Nとか使っちゃうし。
ところが、秀丸+FFFTPという組み合わせの作業を行うときは、このタイトルバーアイコンが大活躍するのです。
FFFTPでリモートホストのファイルを秀丸で開くよう指示すると、ファイルがtempディレクトリにダウンロードされてから秀丸で開かれますよね(設定により変わるけど)。
その秀丸でファイルの中身を修正して再度アップロードしようとすると、通常だとそのtempディレクトリをエクスプローラーかFFFTPで開いてからアップロードしなければなりません。これは非常に面倒。文字をちょこっと変えたいだけなのに、CのDocuments and SettingsのhogeのLocal SettingsのTempの…って、お経かこれは。
しかし、修正が終わって保存済みの秀丸のタイトルバーのアイコンを、FFFTPにドラッグ&ドロップしてみましょう。
すると、その修正済みのファイルがアップロードされるのです。
なんて便利!わざわざtempディレクトリを開く必要もありません。
秀丸は、タイトルバーのアイコンをD&Dすると、現在開いているファイル自身として扱ってくれるのですね。これを利用してファイルの移動とかも出来ます。
tempで開かれてしまったファイルのタイトルバーアイコンをデスクトップにD&Dすると、ファイル自体がtempディレクトリからデスクトップに移動されます(Ctrlキーを押しながらだとコピーになる)。
ちなみに、IEのタイトルバーアイコンをデスクトップにD&Dするとショートカットが作成されます。
IEのタイトルバーアイコンを秀丸にD&Dすると、URLが挿入されます。
エクスプローラの場合はディレクトリのコピー等が行えます。
他のエディタは知りませんが、秀丸はとにかくいろいろなところにD&Dできて便利です。
WordとかExcelでもこの技が使えればとっても便利になるのに、残念ながら対応していません。
他にもonMouseDownでメニューを出しちゃうヤツはダメです。
onMouseUpでメニューを出すヤツならオッケーだと思います。
こうめい@なるぱら
こんな便利な機能があるなんんて知りませんでした!!
MT以外でも学ぶべきことが多いです。
シン
Winプログラマは自分で組み込む必要があるから、知っている人がほとんどかもしれないけど、確かにメジャーじゃない機能かもしれないね。
たまに客先でお客さんが作業しているのを脇で見てると『あ゛~こうしたらもっと早くて簡単なのに!』とイライラします。。。
おろろ
確かに便利だけどどうせ秀丸なら Hidemarnetは?というつっこみは無しですかね。
MRT
ダブルクリックで閉じる、クリックでシステムメニュー がWin16の頃からの伝統なので色々と難しいところです。
秀丸は意図的にガイドライン違反をして「独自に」この機能を実装しているので、MouseDownでシステムメニューを出さないからといって自動的に対応できるわけではありません。
>1996/09/05 V2.10 -> V2.11
>左上のシステムメニューのアイコンをドラッグできるようにした