ある日、なんの前触れも無く日経BPから荷物が届いていて、開けたら「がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり」が入っていました。
なんでだろ?って思ったけど、編集がお友達の竹内さん(「クチコミの技術」の編集の方)だからでした。
ありがとうございます。
で、週が空けていろいろなブログを見て回ったら既にいろいろなところで感想がアップされています。
さすが、クチコミの技術の担当さん、やり方を心得ていますね。
車両の修理費が足りず、一社員の思いつきで銚子電鉄のWebサイトにぬれ煎餅を買ってください!という文章がアップされたことから始まった「ぬれ煎餅騒動」。
当時のワタシも銚子電鉄を救おうと、ぬれ煎餅を注文しました。
それまでのワタシは銚子のぬれ煎餅と言えば「ぬれてるマンボー(通称:濡れマン)」だったのですが。
読み始めてみると非常に読みやすい文章で、かつ、著者の向後功作さんの人柄がにじみ出る良い文章だとおもいました。
ワタシもこんな文章が書けるようになりたい。
ぬれ煎餅騒動のおかげで電車の修理費や枕木代などを捻出することはできましたが、そういった成功体験後もぬれ煎餅の販売だけに頼ること無く、根本的な解決をするために「まちづくり」に力を入れていくといったところに感銘をうけました。
これからの銚子電鉄そして銚子のまちづくりに期待してしまいます。
どのローカル線も抱えている収益減少。ワタシの出身群馬にも上毛電鉄(よくYahoo!路線検索とかで駅名に「赤坂」って入力すると、東京の赤坂と群馬の赤坂が出て来てわざわざクリックする手間が増えてイラっとすることがありますが、その赤坂のある線です)や上信電鉄(珍地名で有名な南蛇井[なんじゃい]がある線です)など、ローカル線がいくつかあります。
こういった線路も苦労しているのでしょう。
どのような取り組みをおこなっているのか、知りたくなりました。
現在は、銚子電鉄のぬれ煎餅はネットでの注文は停止中。
再開したらまた買ってみたいなと思いました。
日経BP社 (2008/01/24)
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