日比谷線の先頭か最後尾の車両に乗っていると、女性専用車両の案内が掲示されています。
こんな文章。
この車両が最後部の時、平日7時30分から9時00分まで北千住を発着する列車で東武動物公園→北千住→日比谷線内の区間が女性専用車となります。なお、日比谷線内では、9時00分をもって女性専用を終了いたします。
もうね、わけわかんない。
あまりにも複雑すぎるので、フローチャートにしてみました。
よし、わかりやすくなったぞ。
しかし、この条件分岐を瞬時に判断するのはとても困難だ。
日比谷線を利用する男性諸君はこのフローチャートを頭に叩き込むか、以下の画像を携帯の待ち受けにしておくことをオススメします。
通りすがり
複雑すぎ!
同じ料金払ってるのになんで一方的に不便で不快な思いをさせられなきゃいけねーんでしょ。
よしぞう
こんにちは。
実は、この解は非常にシンプルです。
国土交通省は「男性のお客様のご理解とご協力の下に成り立っているものであって、強制的に乗車を禁ずる法的根拠もなく、男性のお客様を排除するためのものではありません」
と見解を出しています。
強制的に乗車を禁ずる法的根拠がない。ということは、強制的に乗車を禁ずることはできない。ということであります。
したがって、答えは、「いつなんどきたりとも、女性しか乗ってはいけない車両も存在しなければ、男性が乗ってはいけない車両も存在しない」が、正解で~す(^o^)
で、日比谷線には、実はも1個、問題があります。
それは、関東の多くの通勤車両は、20メートル車を標準としていますが、日比谷線は、東武線との相互乗り入れ規定で、17メートル車としないといけないことになっており、東武も、東急も、日比谷線乗り入れのため「だけ」に、17メートル車を持っているような状況です。
1両あたり3メートル短いわけですから、8両編成で3かけ8=24。つまり、他の多くの通勤車両より、1両分+4メートル短い。日比谷線の8両は、他の多くの路線の7両以下の輸送力しか持っていない。ということになります。
その上、日比谷線の各駅の構成上、ホーム両端に出入口があるところが多く、そこが一番混雑するということで、日比谷線仕様の車両には、最後部や最前部だけ、5扉車にして乗り降りしやすくしてるぐらい、最後部や最前部に人がかたまりやすい傾向があるにもかかわらず、もっとも北千住よりを専用車としてしまったため、いたるところで積み残し男性が多数発生しています。
そういうことも踏まえて、こういうちょっとわかりにくい運用体系になっている。ということも、ご理解いただけたらな。と思います。
milano
詳しい情報ありがとうございます。
勉強になります。
なんで、17m車両が必要なんでしょう?
日比谷線にはカーブが多いから?