「おもてなしの経営学アップルがソニーを超えた理由」を献本していただきました

ブログLife is Beautifulを書いている中島聡さんの著書「おもてなしの経営学アップルがソニーを超えた理由」をいただきました。

この本は３章構成になっていて、第１章は「User Experience」の日本語訳は「おもてなし」がふさわしいと主張する筆者が、その「おもてなし」というキーワードを中心に、YouTubeやAppleの成功の秘密を解き明かします。

第２章はIT薀蓄と題してあり、エンジニアのキャリアの話やWeb2.0時代の企業のあり方など、幅広い話題を扱っています。

第３章は、西村博之氏、古川享氏、梅田望夫氏との対談が納められています。というか、この第３章が本書の半分以上を占めていて、タイトルの「おもてなしの経営学」の話は全体の1/4程度に過ぎません。

ひろゆきとの対談はGoogleやニコニコ動画などの話。ひろゆきと中島さんの意見がことごとく違っていて面白い。
古川さんとの対談は、二人は元同僚ということで創業当時のアスキーやWindows95以前のMicrosoftの話から、Internet Explorerの開発の裏話など。
昔話と技術話と自慢話が延々と続くけど、なかなか興味深い。
梅田さんとの対談は「スーツ」と「ギーク」の対立やGoogleのビジネスについてが中心。「スーツ」と「ギーク」の中間層が日本には少ないとなっていますが、ワタシが今まさにそこを目指してがんばってますよ。