「電撃結婚ノススメ」をいただきました。

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エコーで変な本の献本希望がキターとつぶやいたら、知人からこっちも変な本あるけど読む?と聞かれてタイトルが面白そうだったので引き受けることにしました。

それがこの「電撃結婚ノススメ」。

電撃結婚ノススメ 結婚マーケティングで8ヶ月以内に開運婚を掴む方法
杉浦 里多
マガジンハウス
売り上げランキング: 25809
おすすめ度の平均: 4.5
3 着眼点がおもしろい
5 男心を分かってます
5 お見合いパーティに行く方にオススメ
5 前向きで建設的な本でした!
4 おもしろい!!

読みやすい文章だったので、結構さくさく読めました。

マーケティングの専門家がマーケティングの知識を生かして結婚に結びつけるという触れ込みの本ですが、マーケティングの知識を使うのは結婚相手候補を絞り込むところまで。
ターゲットを絞り込み、そこから先いかに男性に出会うかは数頼み運頼みで、出会った後の結婚までのもっていきかたは完全に恋愛テクニックの域になっています。

でもそのテクニックが面白くて、この本は女性向けの本なんだけど男のワタシにも参考になるというか、なるほど確かにそうかもと共感できることも多かったです。
なかでも著者の友人の女プロと呼ばれる恋愛?婚活?の達人の男性の扱い方がたいそう上手で、なるほどそうこられたら男は喜んでしまうなと感心することしきりでした。
これを読めば女性のOKフラグが立っていることが把握できるので、男性が読んでも役に立つかも。
よーし、これからはフラグを見逃さないぜ!

あ、女プロの成功例のなかに、結婚に踏み出せない彼氏に対して結婚するとこんなメリットが!というパワポを作ってプレゼンし見事プロポーズをされたというのがあるんですが、そこまでされたら普通の男はdnbkドン引きだと思うんだけどどうなんでしょうか?
もしワタシがそんなことされたら、脱兎のごとく逃げ出して行方をくらませ、悪い女に捕まったと酩酊し気を紛らわせ、しばらくしたのちに新しい出会いをもとめて夜な夜な婚活バーにいりびたると思います、ええ。

で、肝心のマーケティングフェーズはどんな感じかというと、自分の職業的特徴、内面的特徴、その他を補い合え足りたまには共鳴できたりな職業だと確率が高まるぜ、という話でした。
まとめてしまうと簡単だけど、マーケティングってなにすんの?なんかよくわかんないから口をだすのはやめておこうなんて思ってるワタシにしてみたら、なるほどこんな感じのプロセスでやんのかと参考になりました。

ということでまだ見ぬステキな男性との出会いを奇跡を信じて待つよりは、ちゃんとターゲットを絞って活動しようというのは納得行くことでもあり、この手法はきっと男性にも通用するでしょうから、婚活バーに無駄金を投資するよりはだいぶマシだと思います。