さて、天使さまに回してもらったマイベストアルバムバトンなるものを土日2日をフルに使って一生懸命考えてみました。
良く考えると知り合いに天使がいるってすげーな。
ちなみにこのマイベストアルバムバトンとは、
自分の生涯におけるベストナンバーを15曲集めて自分だけのベストアルバムを作って下さい
というバトンです。
今まで受け取ったMusical BatonとLive Batonはとりあえず事実を書けば良かっただけですが、今回は生涯のベスト曲15曲を選ぶってことで、思い入れとかなんかいろいろ考えなければならずそれはもう大変です。
でも頑張りました。さて、チェキラ!
1.東京少年:ハイスクールデイズ
東京少年キター!
中学生時代に良く聴いていた音楽の中でも東京少年は一番その頃を思い出させてくれるアーティスト。
東京少年の楽曲が学生の頃のいろいろな不安とかそういうのを上手に表現していたからでしょう。
その中でも「れんがの学校」と「ハイスクールデイズ」は特にいい曲でどっちにするか迷ったのですが、より胸がキュンとなるほうと言うことで「ハイスクールデイズ」にしました。
2.加藤いづみ:坂道
高校生の頃は1週間で最大の楽しみが加藤いづみのオールナイトニッポンを聞くことで(ちなみに最近は内Pを見ることだった。今は…なんだろ?)した。
その加藤いづみといえば「好きになって、よかった」なわけですが、ワタシはそれも好きだけどこの「坂道」の方がもっと好き。
なんでだろ、この曲を聴くと行ったこと無いのに加藤いづみの故郷である松山市の情景が頭に浮かんでくるのです。
3.森高千里:この街
森高を好きになったきっかけがこの曲です。
やっぱりラジオなんだけど、ニッポン放送でやってた森高千里のザ青春って番組で好きになりました。
途中で入る森高のセリフがかわいいのです。
前2曲が暗い曲おとなしい曲だったので、楽しいこの曲でアルバムを盛り上げる狙いでこの順番です。
4.Dir en grey:DRAIN AWAY
ここからビジュアルゾーンに突入。
いきなり激しくならずにDirの「DRAIN AWAY」で徐々に激しくして行きます。
この曲はハードコア路線に行っちゃうのかなと思っていた頃に発売されて、Dirがビジュアル系に帰ってきたー!って大喜びをした記憶があります。
ま、ハードコア路線のDirも大好きなわけですが。
繊細な歌詞の世界と激しいながらも切ない演奏にメロメロです。
5.Lamiel:in sult-Viper
知り合いに「鬨の声」のCDを貸してもらって聴いてもろツボに入りました。
そんなわけでワタシがインディーズビジュアル系にはまるきっかけとなった曲です。
インディーズなのに無茶苦茶カッコイイ!そして高い完成度。
インディーズというものへの偏見がポロリと剥がれ落ち、以降ワタシはどんどんと道を踏み外すことに…
6.Madeth gray'll:Lucifer~「M」的被虐症候群
ちょっと卑怯だけど、「Lucifer」と「「M」的被虐症候群」を続けて1トラックとして扱わせてください。
この2曲は続けて聴いてこそ価値があると思うのです。
翡翠の歌は上手いというには程遠いのだけれど、そのおかげで逆にとても心に残ります。
特に「Lucifer」はその必死で歌う声が、恋人を失った痛さを感じさせてくれてGood!
やっぱボーカルは上手けりゃ良いってもんでもないぜと気づかせてくれました。
「悲劇ノ終幕」収録バージョンでよろ。
7.ガゼット:蜷局
まだ発売される前の曲だけどこの曲ヤヴァイ。カコイイ!
最近ずっと聞いています。
おどろおどろしい不思議な雰囲気のある曲で、ガゼットで言えば「赫い鼓動」に近いかなぁ。
正直、しばらくしたら生涯ベスト15からは落ちそうな気もするけど、今作るなら確実にはいります。
ラミエル、マディスとダークなのが続いたので、この曲でいったん落ち着かせましょう。
8.D-LOOP:Love me tender
がらりと変わってガールポップゾーンに。
D-LOOPといえばたかの友梨ビューティークリニックのCMソング(確か安室奈美恵が出てた気が)で一躍脚光を浴びたものの、シングル3枚だけ出してその後ゴタゴタがあって活動停止という悲しいユニットなのですが、そのシングル3枚はどれも名曲。
その中でも2枚目のシングル「Love me tender」が特に好きなのです。ビバ3拍子!
9.PRINCESS PRINCESS:THE LAST MOMENT
初めて買ったCDはPRINCESS PRINCESSの「Diamonds」です。
たぶん中学1年生の頃だと思います。
中学生の頃はレベッカとプリプリと東京少年ばかり聞いていました。
プリプリは名曲は山ほどありますが、そんな中でアルバムの中の1曲に過ぎないこの「THE LAST MOMENT」がプリプリの中で一番のお気に入りなのです。
この曲が入っているアルバムは今は手放してしまって聴くことが出来ないのが非常に残念です。
中古屋で手に入れよう。
10.バロック:イロコイ
ビジュアル系だけど曲の流れ的にこの位置に。
バロックはお金を払ってライブに行っちゃうくらい気に入っていて、その中でもこの曲は初めて聴いたバロックの曲です。
それまでビジュアル系というと“ハードなロック”という印象しかなかったワタシに、どんな音楽でもかっこよければいいんだ!ということを教えてくれたのがバロックです。
ヘンテコなリズムにヘンテコな歌詞にヘンテコな歌い方。
どこをとってもワタシの中のビジュアル系の既成概念からは外れているのにとてもカッコイイ。
ものすごい衝撃を受けました。
11.黒田有紀:こんな日曜日
はてさて一般的にはドマイナーな黒田有紀です。
内田有紀ではありませんよ。
牧瀬里穂似のルックスと福井訛りの軽快なトークに惹かれました。
こんなページも作っちゃうほど好きです。
一応「さんまのからくりテレビ」のエンディングテーマにもなった曲なので知ってる人は知っているかと。
とっても元気で明るい曲。
黒田有紀はたぶんラジオから好きになった最後のアーティストかも。
12.谷村有美:SECOND LOVE ~二番手の恋~
さてド本命のタニムラです。
もうね、15曲全部タニムラでも良いくらい好きな曲揃いですよ。
つーか15曲じゃ足りない。
そんな中でもこの「SECOND LOVE」はコンサートで聴くと好きすぎて身動きが取れなくなっちゃうくらい好きです。
13.谷村有美:せめてものI LOVE YOU
もいっちょタニムラ。タニムラ熱がちょい冷めだった頃に聴いて鳥肌が立ちました。「SECOND LOVE」もこの曲も自分が好きな人には他に好きな人がいて、それを知っていながらも忘れることができない微妙な女心を歌った曲です。
女性アーティストの歌にはありがちなテーマと言えますが、タニムラはこのテーマを歌わせたら比類なき切なさを発揮すると思っているのです。
14.REBECCA:Moon
REBECCAです。このひとりごともREBECCA HOMEPAGEのおまけなわけです。
元をたどれば。
REBECCAの中でもベスト1はこの曲です。REBECCAの中と言うより生涯ベスト1の座はこの先も揺るがないでしょう。
幽霊の声で有名な曲ですが、その真偽はWhat's REBECCA?で。
15.相馬裕子:東京の空
東京で一人暮らしをはじめた初日に、がらんとした部屋の中この曲を大音量で流してこれからの東京生活に思いをはせた、思い出の曲です。
「悲しみの数だけ強くなれるのなら 眠れない夜が続いても いつでも 傷つくことなんて優しくなることと恐れずにいたい」
この精神を忘れないようにしよう。
99.谷村有美:サンタを迎えに行く夜
シークレットトラックにもう1曲タニムラを入れさせてください。
クリスマスが近づくと聴きたくなるタニムラのアルバム「WHITE SONGS」の中の曲。
この曲もイントロだけで涙が出ちゃう系です。
ということで頑張って選んだよ!
ガールポップとビジュアル系というぜんぜん違うジャンルの音楽をこよなく愛するワタシとしてはガールポップ編、ビジュアル編と2つベストアルバムを作りたいのですが、それだと趣旨と変わってしまうので、1つに絞りましたよ。
あぁ大変だった。
しかし、今までの人生(の思い出)にランク付けをするようなこのバトン、なかなか面白いと思いました。
バトンを回す相手はやっぱり眞鍋かをり一択ですが、興味がある人は考えてみたら良いのではないでしょうか。
シン
回されたわけじゃないけど、音楽によって人生を左右されたと言っても過言ではないので、私も15曲、考えてみよーっと。