« 0.ダウンロード | メイン | 2.詳細の設定 »

Movable Type 本体のダウンロード

公式サイトより、アーカイブをダウンロードします
ファイルの解凍に不慣れな人はzip版を使用するとつまづきやすいので、「.tar.gz」版をダウンロードしましょう。

なお、Movable Typeを設置するレンタルサーバーは既に準備が出来ているものとして話を進めます。
レンタルサーバーをまだ借りていない場合はこちらのレンタルサーバー比較記事を参考に契約してください。

レンタルサーバー選びに迷ったらロリポップがオススメです。Milano::Monologもお世話になっています。
Click Here!

ファイルの解凍

install02.JPG
ダウンロードした<MT-3.01D-full-lib-ja.tar.gz>を解凍します。.tar.gz版の解凍は+Lhacaデラックス版が便利です。
解凍が完了すると、<MT-3.01D-full-lib-ja>というフォルダが作成されます。
(※作成されるフォルダ名はダウンロードしたライセンスやバージョンによって変わります)
そのフォルダの中身は上画像の様になっているはずです。
以降、この場所を[MT]と記述します。

上画像の様にフォルダが表示されていない場合は、お使いのアーカイバが.tar.gzの解凍に対応していないなどの原因が考えられます。

なお、上画像はベータ版の状態なので、実際のパッケージでファイルの数が多少異なっている可能性もあります。
さらに、上画像はメニューの中から「表示(V)」→「アイコン(N)」 を選択した場合の表示です。
mt.cfg のアイコンはPCにインストールされているアプリケーションによって異なる場合があります。

mt-check.cgiのアップロード

install11.JPG
お使いのレンタルサーバーにMovable Typeをインストール出来るかチェックするために、[MT]の中から<mt-check.cgi>だけをサーバーにアップロードします。
アップロードする場所はCGIが実行出来る場所であればどこでも良いです。

上画像はFFFTPというソフトウェアを使用してアップロードしている様子です。
普段お使いのFTPソフトでアップロードしてください。

続きを読む "mt-check.cgiのアップロード" »

mt-check.cgiを実行

install14.JPG
<mt-check.cgi>をアップロードしパーミッションを適切に設定し終わったら、<mt-check.cgi>を実行します。

Internet Explorerなどのブラウザで<mt-check.cgi>にアクセスしてください。
すると、上画像のような画面になるはずです。

このうち

Checking for Data Storage Modules:

以下が重要です。
これはレンタルサーバーがどの種類のデータ保存方法に対応しているかがチェックされています。

Movable Typeをインストールするには、DB_File, DBD::mysql, DBD::Pg, DBD::SQLiteの4つのうち1つでも対応していなければなりません。

DBD::mysql
Your server has DBD::mysql installed (version x.xxxx).

と表示されてればMySQLを使用出来る可能性があります。

DB_File
Your server has DB_File installed (version x.xxxx).

と表示されていればBerkeley DBを使用できる可能性があります。

この段階で自分がどの方法を使用するか心に決めておいてください。
データベースというものがよくわからない場合、Berkeley DBにしておくのが無難です。

続きを読む "mt-check.cgiを実行" »

mt.cfgをテキストエディタで開く

install03.JPG
[MT]の中から<mt.cfg>をテキストエディタで開きます。

上画像は秀丸エディタで開こうとしている様子です。
普段お使いのテキストエディタで開いてください。
Windowsに付属のワードパッドでも構いません。

mt.cfgの編集 その1 (CGIPath)

install04.JPG
<mt.cfg>を編集します。

まずは、18行目のCGIPathを設定します。
CGIPathはMovable Typeの管理画面を設置する予定のURLに設定してください。
Movable Typeの管理画面入り口を
http://rebecca.ac/cgi-bin/mt.cgi
としたい場合は
CGIPath http://rebecca.ac/cgi-bin/
とします。

よくわからない場合は、レンタルサーバーから指定されているCGI用のURLをそのまま設定しておけば良いでしょう。

mt.cfgの編集 その2 (StaticWebPath)

install05.JPG
次は63行目のStaticWebPathです。
先ほどCGIPathで設定した場所にCGI以外のファイルを置けない場合(※cgi-binというURLであればほとんどの場合置けません)は、画像やスタイルシートなどの静的ファイルはcgi-bin以外の場所に置く必要があります。
それら静的ファイルを置く場所を設定します。
<mt.cfg>と同じ場所に静的ファイルを置くことが可能な場合は、StaticWebPathを設定する必要は無いので次の項に進んでください。

静的ファイルを
http://rebecca.ac/mt-static/
以下に置きたい場合は
StaticWebPath /mt-static/
とします。
行頭の「#」を取り除くのを忘れないでください。

mt.cfgの編集 その3 (PublishCharset)

install06.JPG
次はPublishCharsetです。
Movable TypeをUTF-8で使用する場合は変更する必要はありません。
EUC-JPShift_JISで使用する場合はここを変更します。

EUC-JPの場合は
PublishCharset EUC-JP
とします。

Shift_JISの場合は
PublishCharset Shift_JIS
とします。

文字コードについてよくわからない場合は、飛ばして次の項に進んでください。

mt.cfgの編集 その4 (データベース関係)

install07.JPG
次は、データベース関係の設定です。
Movable Type設置の最難関といえるでしょう。
mt-check.cgiを実行した結果、Berkeley DBではなくMySQL、PostgreSQL、SQLiteを使用すると決めたは以下の通りに変更してください。
Berkeley DBを使用する場合、よくわからない場合は、飛ばして次の項に進んでください。

38行目 ObjectDriver
MySQLを使用する場合は
ObjectDriver DBI::mysql
PostgreSQLを使用する場合は
ObjectDriver DBI::postgres
SQLiteを使用する場合は
ObjectDriver DBI::SQLite
と設定します。
指定する場合は行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除きます。

39行目 Database
Movable Typeで使用するデータベースの名前を指定します。
MySQLとかPostgreSQLとか、データベースの種類の名前ではありません!
mtというデータベース名の場合は
Database mt
と設定します。
指定する場合は行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除きます。

40行目 DBUser
データベースに接続するユーザーのアカウントを指定します。
mtというデータベースにmilanoというアカウントで接続する場合は
DBUser milano
と設定します。
指定する場合は行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除きます。

41行目 DBHost
データベースサーバーがMovable Typeを動作させるサーバーと同一のホストにない場合は、データベースサーバーのホスト名をここで指定する必要があります。
データベースサーバーがmysql.rebecca.acというホスト名の場合は
DBHost mysql.rebecca.ac
と設定します。
指定する場合は行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除きます。

その他
DBSocket
データベースサーバーがMovable Typeを動作させるサーバーと同一のホストにあるものの、ソケットが標準と違う場合はDBSocketの行を追加します。
DBSocket /path/to/mysql.sock
のように設定します。

DBPort
データベースサーバーがデフォルトとは違うポートで動作している場合はDBPortの行を追加します。
DBPort 6789
のように設定します。

続きを読む "mt.cfgの編集 その4 (データベース関係)" »

mt.cfgの編集 その5 (その他)

install10.JPG
必要に応じてその他の設定をします。

80行目 SendMailPath
お使いのサーバー上のsendmail(※メールを送信するプログラムです)の場所が
/usr/lib/sendmail
/usr/sbin/sendmail
/usr/ucblib/sendmail
以外の場合は、ここで指定します。
指定する場合は行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除き
SendMailPath /usr/bin/sendmail
の様に設定します。

308行目 ImageDriver
Movable Typeはアップロードされた画像のリサイズにデフォルトではImageMagickを使用します。
しかし、ImageMagickの代わりにNetPBMを使用したい場合、行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除き
ImageDriver NetPBM
とします。

319行目 NetPBMPath
お使いのサーバー上のNetPBMの場所が
/usr/local/netpbm/bin
/usr/local/bin
/usr/bin
以外の場合は、ここで指定します。
指定する場合は行頭の「# 」(シャープとスペース)を取り除き
NetPBMPath /home/foo/netpbm/bin
の様に設定します。

続きを読む "mt.cfgの編集 その5 (その他)" »

ファイルのアップロード

install15.JPG
<mt.cfg>の変更が完了したらいよいよサーバーにファイルをアップロードします。

[MT]以下のファイルをmt.cfgの編集 その1 (CGIPath)で設定したURLに対応する場所にアップロードします。

mt.cfgの編集 その2 (StaticWebPath)でStaticWebPathを設定しなかった場合は、[MT]以下のファイルをまとめてアップロードします。
imagesフォルダ以下はバイナリモードで、それ以外はアスキーモードで転送します。
FFFTPを使用している場合は自動認識でかまいません。

ファイル数が多いのでアップロードは多少時間がかかりますが、アップロード中も目を離さないようにしてください。
Movable Typeの導入で躓く最大の要因はファイルのアップロードミスです。
最後まで正しくファイルがアップロード出来たか、必ず確認してください。

続きを読む "ファイルのアップロード" »

パーミッションの設定

install19.JPG
拡張子がcgiのファイルのパーミッションを変更します。

<mt-check.cgi>を実行する事の出来たパーミッションに変更しましょう。

dbディレクトリの作成

install20.JPG
Berkeley DBを使用する事にした場合は、dbディレクトリを作成する必要があります。
MySQL, PostgreSQL, SQLiteを使用する場合は作成する必要は無いので飛ばして次の項に進んでください。

FFFTP上で右クリックして表示されたメニューの中から「フォルダ作成(K)…」を選びます。
install21.JPG
出てきたダイアログにdbと入力してOKを押せばdbディレクトリが作成されます。

mt-load.cgiを実行

install22.JPG
ファイルのアップロードが終わったら、<mt-load.cgi>を実行します。

Internet Explorerなどのブラウザでサーバー上の<mt-load.cgi>にアクセスしてください。
すると上画像のような画面になるはずです。

真ん中やや下ほどに

System Initialization Complete

と表示されていればインストールは完了です。

一番下に

Failure to delete mt-load.cgi

と表示されますが、これは問題ありません。
これは一度<mt-load.cgi>を実行した後は<mt-load.cgi>を削除してくださいと言う意味です。

続きを読む "mt-load.cgiを実行" »

mt-check.cgi, mt-load.cgiの削除

install23.JPG
安全のために、<mt-check.cgi>と<mt-load.cgi>をサーバーから削除しておきます。

mt.cgiを実行

install24.JPG
ブラウザからサーバー上の<mt.cgi>にアクセスしてください。

上記の様な画面が表示されればインストール成功です。

続きを読む "mt.cgiを実行" »

初めてログインする

install26.JPG
ユーザ名に「Melody」、
パスワードに「Nelson」と入力し「ログイン」ボタンを押します。
初めてログインするときは必ず「Melody/Nelson」と入力します。

続きを読む "初めてログインする" »

メインメニュー

install27.JPG
ログインに成功し上記のような画面が表示されるはずです。

続きを読む "メインメニュー" »

プロフィールの編集を行う

install29.JPG
「プロフィールの編集」のリンクをクリックし、プロフィール編集画面に移動します。

install30.JPG
ユーザ名にお好きなユーザ名、パスワードにお好きなパスワードを入力して「保存」ボタンを押します。

メールアドレスを入力しておくと、コメントやTrackbackがあったときにメールで通知する機能が使えるようになって便利です。

ここで入力したユーザ名、パスワードは今後Movable Typeを使用するときに必要になります。忘れないようにしてください。

続きを読む "プロフィールの編集を行う" »

ウェブログの設定に移動

install31.JPG
メインメニューから「First Weblog」のリンクをクリック。

install32.JPG
ウェブログメニューから「ウェブログの設定」のリンクをクリック。

ウェブログの基本設定を行う

install33.JPG
この画面でウェブログの基本設定をします。
データベースの設定に続き、ここが第二の難関です。

ウェブログの名前
そのまんま、ウェブログの名前です。
Milano::Monolog

Movable Type 3.x 導入手順
といった名前の事です。

ローカル・サイト・パス
ウェブログのHTMLを生成する場所をサーバー上のパスで指定します。
スラッシュから始まる絶対指定が推奨です。
/home/milano/install
の様に設定します。
上記のまんまを記述しても動作しません。必ずお使いのサーバーの環境にあわせてください。

サイトのURL
ウェブログのHTMLを生成する場所をURLで指定します。
ここで入力したURLがウェブログのトップページになります。
ローカル・サイト・パスサイトのURLが対応しています。
このウェブログMovable Type 3.x 導入手順の場合
http://rebecca.ac/milano/install/
をトップページにしたいので、
http://rebecca.ac/milano/install
とします。

ローカル・アーカイブ・パス
アーカイブ用HTMLを生成する場所をサーバー上のパスで指定します。
スラッシュから始まる絶対指定が推奨です。
通常は、ローカル・サイト・パスに「/archives」を追加しておけば問題ないです。
/home/milano/install/archives
の様に設定します。
上記のまんまを記述しても動作しません。必ずお使いのサーバーの環境にあわせてください。

アーカイブのURL
アーカイブ用HTMLを生成する場所をURLで指定します。
通常は、サイトのURLに「/archives」を追加しておけば問題ないです。
ローカル・アーカイブ・パスアーカイブのURLが対応しています。
http://rebecca.ac/milano/install/archives
の様に設定します。

時間帯
デフォルトで「UTC+9 (日本時間)」が選択されているはずなので、そのままで結構です。

以上を正しく入力し終わったら「変更を保存」しましょう。

再構築してみる

install34.JPG
今までの設定が間違いないか確認するために再構築をしてみましょう。
「サイトの再構築」のリンクをクリックすると

install35.JPG
このようなウィンドウが出現するので、「再構築」ボタンを押します。

再構築完了

install36.JPG
このように表示されたら無事動作しています。

続きを読む "再構築完了" »

サイトの確認

install38.JPG
「サイトの確認」のリンクをクリックすると上記のような画面が表示されるはずです。
この画面が表示されれば無事Movable Typeの導入は完了です。

すぐに投稿したい方は…
エントリーの投稿をお読みください。

さらに細かく設定したい方は…
詳細の設定をお読みください。

続きを読む "サイトの確認" »